インフォアーツ領域

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筒井康隆の「モナドの領域」を読んだ(ネタバレあり)

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昨日は学部の選書リスト作成で夜までかかってしまった。1冊も読まないのは悔しいので筒井康隆の「モナドの領域」を読んだ。ネタバレすると、美大教授に憑依したGODが世界の破れを補修する一連のプロセス。最後の最後にそういうことだったかとわかる。私には「モナドの領域」が「ノマドの領域」に見えるし、公園で質問会をしているシーンはほとんど戸田城聖だし、GODが語る世界観はほとんど法華経である。レヴィストロースも入っている。ネタ領域がほとんどかぶっているなあ。まあ、素材はあちこちから持って来ているのであろうが、ただし、料理の技はやはり天才のものだ。読んでスッキリしたのが不思議。