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官僚内閣制という統治構造

ついさっき「官僚内閣制」という言葉を知った。70年代に政治学者の松下圭一が問題提起した言葉。私たちには政治家と政党しか見えないが、じっさいには官僚内閣制になってしまっているので、ほんとうの統治構造が見えにくい。だから政治について考えるのが難しいのだ。政治家と政党のイデオロギー性に依存して政策判断せざるを得ない現実があって、それで政策の本質が見えてこない。と言って、民主党政権のように「官僚政治からの脱却」を試みても、スローガンだけでかんたんに突破できるようなものではない。それは歴史(あるいは伝統)という岩盤と密着しているからだ。さて、どう考えるべきか。

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